こんなとこで何してはるんですか
5日(水曜日)の朝日新聞の朝刊を見て驚きました。
朝起きて新聞に目を落としていると思わずハットしました。先日ブログ記事にしていた太湖汽船の船乗り場が描かれていたからです。絵と文は云うまでもなく福山聖子さん。
実はこの太湖汽船の船乗り場の持ち主さんは知り合いなんです。新聞に掲載されたの知っているやろうかね。
今日朝からこの5日の新聞を持って行ってきました。
久し振りだったのでお互いの近況を確かめたのち、例の新聞を取り出しました。
「そこの家は、新聞何新聞やったけ」
「読売」
「じゃーこの記事のことは知らんよね」
「あっ、中村の家や」(この港があるところは志那中町といい、持ち主は中村と言っています)
.......
この前なぁ、家の嫁が云うとったんやけど、畑見に行ったら女の人がずっとこっち見ているんやて。
しかも小雨が降っていて、傘さして動かんとじっとしていたらしいわ。
それで嫁が気になるもんやから、覘きに行ったらしいわ。
こんなとこで何してはるんですか。
そしたらスケッチしてますと云うたらしい。
エッ。
喋ったのか。それやがなこの絵は。
知り合いはどうも事の顛末が分かっていなくて、しかも最初新聞記事の絵は写真だと思ったらしい。
一から十まで事の成り行きを説明するとようやく飲み込めたらしい。
今まで何度かこの港のことは聞いているのだが、また新たに貴重な話しを聞かしてもらった。福山さんが文章の中で3軒の旅館と書かれているが、この切符売り場の建物の隣3軒も旅館だったそうだ。隣が港屋でその隣が大津屋で3軒目は何て言ったか?忘れてしまいました。
今もこの3軒の家は建てなおして住んでおられます。それにしてもこの場所で3軒の旅館があったとは驚きですなぁ。
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