観国之光
昨日は大津であった近江歴史回廊大学の最後の講義と、そのあとに行われる終了式に参加してきました。この歴史回廊大学ですが既に3度経験していて、これで打ち止めと考えていたのですが昨年から新たに「祭り」コースが新設されました。
特段祭りについて興味はなかったのですが、受講する破目になってしまいました。とは言いつつ一年間皆出席で昨日4枚目の終了証書をもらってきました。皆出席だったのでひよっとしたらクラス代表で壇上に上がるのかと、甘い考えをもっていましたが願いは叶えませんでした。初めて入学したときにこれは済ましているのでまあ~いいでしょう。
一時限は長浜み~なの小西さんがみ~なについて詳しく説明をしていただきました。昨年の最終講座もこの小西さんの講義でした。み~なは湖北に特化した地域情報誌で、発刊以来既に20数年の実績があるのだそうです。みなさん手弁当持参での誌面作りなんだそうで、その気苦労は相当なものだと推し量られます。
二時限はいつもなら京都橘大学の織田先生の「歴史を生かしたまちづくり」で終わるのですが、織田先生が体調を崩されたとかで今年は木村先生が代役を務められました。木村先生の話しはこれまで何度も聞いているのですが、少しちがった角度から近江を紹介していただきました。
観光とは中国の四書五経の一つの「易経」の中にある、観国之光が語源なんだそうです。観国之光とは国の光りを観るとかで、光りとは地域の優れた特色を指すのだそうです。
近江は全国第4位の文化財の保有県で、県内一円に全国的にも優れた文化財数多くのこされています。是非ともこの優れた文化財に気軽に接していただいて、近江の良さを知ってほしいとのことでした。
今回で一年間の講義を終了したのですが、引き続いて第15回の募集が始まりました。今回からまた新しいコースができたようです。道の国コースで今年はとりあえず東海道がテーマのようです。
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