イネ科の花粉症
毎年この時期になると憂鬱になります。実は半世紀近くからのイネ科による花粉症なんです。
成人式終えた年ごろですから20歳少し過ぎた頃、毎年春先になると鼻水がでてきてくしゃみをするようになりました。てっきり風邪だと思い込んでいて、なんで自分は春になると風邪を引くんやろうかと思っていました。ただくしゃみと鼻水だけで熱はなさそうなので病院には行きませんでした。まだティシュペーパーなんて気の利いたものはなかって、鼻紙というのか落とし紙を引出しの中に入れて鼻をかんでいました。
先輩の人からなんや風邪ひいたのかとよく言われていました。当時知らなかっただけのことかも知れませんが、花粉症なんて全く思いもよりませんでした。そして30歳も少し過ぎたころから、今度は眼がかゆくなってきて辛抱できなくて眼科に行きました。まだこの時も眼の病気を疑っていましたら、眼医者さんからあなたはイネ科の花粉症ですねと言われました。このころになるともう花粉症は知っていましたが、花粉症はスギだけだと思っていました。まさかイネ科に花粉症があるなんて。
翌年相変わらず春先にハツクションとやっていると、先輩がまたしても風邪ひいたんかと。いや花粉症なんですわと云うと今頃花粉症なんてあるかいなと。自分もそう思ってたんやけどイネ科花粉症というのがあるみたいたいですよと。イネ科の花粉症はいまではすっかり市民権を得て、多くの人が知るようになりました。
今日のような天気が花粉が一番よく飛ぶのか、朝から悲惨な目にあっています。朝起きると眼がかゆくてついゴシゴシ。とりあえず目薬をさしました。畑に雑草が生えてきているので草引きをやりかけたのですが、鼻水が落ちてきて1分ごとに裏玄関に入って鼻をかんでいます。これでは仕事にならないので、やむを得ず飲みたくない鼻炎の錠剤を飲みました。家の近くには画像の雑草がたくさん生えていて、犯人は多分こいつやろうと思っています。
関連記事