2009年12月06日

ムービーメーカーで映像作り

 

朝から草津コミュニティー事業団主催の、ムービーメーカーを使って映像編集の講座を聞きに龍谷大学まで行ってきました。今日は隣の立命館でプロ野球選手が多く来るとかで、草津から瀬田にかけての文化施設エリアの道路は混んでいると思い余裕を持って出かけました。

立命付近には大学生が立ちならび、小学生が多く歩いていました。
龍谷大学のキャンパスに入るのは初めてです。立命もそうだけど構内は広いですね。

ムービーメーカーを使うのは初めてでウインドウズのプログラムにあることすら知りませんでした。びわ湖E-まち協議会の方の説明についていくの精一杯でした。しかしメモリーに保存して、持ち帰った音楽入りの映像を見てみるとこんなことも出来るのかと感心しています。

時間が少し足りず、最後のほうの説明が駆け足になつてしまったのが残念に思われます。資料ももらって帰りましたから後は自分でやってみます。  


Posted by 吉祥 at 16:25Comments(0)土曜講座

2009年11月20日

草津宿シンポジウム



草津宿シンポジュームに行って来ました。
テーマは「草津宿を掘る。」過去草津本陣の保存工事で史跡内において発掘
調査が行われました。そのとき複層に亘り火災層が見つかっているそうで
あります。
今回本陣近くの街道沿いが発掘調査され一部調査結果が報告されました。

本陣文書によると度々草津宿に於いて火災があった記述がみられ、今回の発掘
では5層にわけられるがそのうちの2層に焼土層が見つかったそうです。
それとともに陶磁器類をはじめに瓦、木製下駄まで出土しました。これにより文献
との整合性がはかれ草津宿に大火があったことが実証されました。

発掘の最下層は宿場町が整備されだした1600年代の頃の地層と考えられ、
今の表層より140センチ地表下であったそうである。
込田公園から第二小学校だったか近年までため池であったと聞いています。池
の残土を草津宿の整地にでも使ったのでしょうか。
400年近くの間に140センチかさ上げされていたと聞いて驚きました。出土品が
展示されていましたが完全な形の陶器はなかったように思います。しかし極一部
の発掘ですから草津宿跡にはまだ多くの陶磁器類が眠っているかも知れないで
いですね。
  


Posted by 吉祥 at 07:19Comments(4)土曜講座

2009年11月19日

第3回近江考

最終回の近江考に行ってきました。
前半の部はびわこ成蹊スポーツ大学の谷川尚己准教授、後半はびわこ学院大学
短期大学部の宮坂朋幸講師でした。

滋賀県に国体がやってきたのは昭和56年のことだったのですね。いつの間にか
28年前のこととなってしまいました。まだ私も若かったしそれに直接参加した訳でも
ありませんから、記憶から遠ざかってしまいました。市内でジャージ姿の選手を見か
けた程度の記憶しか残っていません。

当時各会場となっていた所設備も、中には老朽化が目立ち既に使うことができない
施設もあるとのことでした。国体も既に2巡目に入ってきており、まだ決定はしてい
ないが順番からすると平成36年が滋賀県開催となるそうです。
国体も種々問題が指摘されており縮小国体となりそうです。
このあとスポーツマスターズ及び昨年のスポレクを例に生涯スポーツのあり方の
話しがありました。

続いて宮坂先生の近江の近代学校成立史と題しての講演がありました。先生は
教育史が専門だそうで研究の傍ら大学で教鞭をとっておられるそうです。
教育史といってもよく分からない分野なのですが、全国で教育誌が出来ていないの
は滋賀県だけなんだそうです。和歌山と滋賀県だけがまだ教育誌がなかったので
すが和歌山が発刊されとうとう滋賀県のみが取り残されてしまったとのことでした。
今滋賀大学の木全教授を含め、10名ほどで研究グループを作っておられるそうで
、何か専門的に思われるかも知れませんがグループに入って欲しいとの話であり
ました。
それと近代学校成立史を書くとなると資料不足でどんな些細ことでも結構なので
資料提供を呼びかけておられました。
事実滋賀県で一番最初に出来た長浜の開智学校にしても、滋賀県第一小学校
明治4年開校と県史の他にも書かれているが明治4年はまだ滋賀県は出来ておら
ず滋賀と言う言葉はなかった時代なんだそうです。
寺子屋から始まった学校成立史ですが、県内にはその資料が残っていないそうだ。


  


Posted by 吉祥 at 21:01Comments(2)土曜講座

2009年11月09日

第2回近江考

土曜日に第2回近江考の聴講に南草津に行ってきました。会場に入ると珍しく
若い方がちらほらと見かけるではないか。どうやらこの日の講座は某大学の授業
も兼ねていたのかも知れません。終了後レポートらしきものを書いていました。

前半は県立大学浜端准教授の近江の自然史と題しての話がありました。琵琶湖
の成り立ちと全容、琵琶湖をとりまく森林、水位の変動から漁業一般と続き、
水草における近代の歴史ととにかく幅広い話しでありました。たまたま昨年から
今年にかけて琵琶湖博物館の講座に参加していたので、話しの内容が重複し
ていて私にとっては復習の場でありました。
一年間通っていて少しは頭に残っていたのだなあーと喜んでいます。

後半の部は龍谷短大の窪田教授の「近江商人と宗教倫理」と題しての講話で
した。日本では神社が村の中心であり、鎮守の森は日本の農村風景の象徴的
とも言えるが近江にはそれは当てはまらない。隣県の岐阜に於いては神社数
の方が寺院より多いらしいです。
先生の資料から面白いことをきずいたのだが、県内には3064の寺院があると
されています。京都は3023で大阪は3285、兵庫は3210似たりよったりです
が、1寺院あたりの所帯数つまり檀家数と読み替えていいと思うが滋賀170、
京都356大阪1150兵庫706とありました。近年お寺の経営が苦しいと聞きま
す、この数字をみると檀家の悲鳴が聞こえてきそうです。
私はまだ何処の寺院を菩提寺とするのか決めていませんが、考え込んでしまい
ます。私がいる間は自分で始末すればよいのですが、後世に負担をかけてしま
うのは忍びないです。

横道にそれてしまいましたが、五個荘出身で京都で着物、毛皮、アクセサリー
の会社を経営しておられる近江商人を例に本題の話しとなりました。
近江商人の発祥の地には真宗系寺院が多くあり、御仏の心が商売に生かされて
いるとのことでしたが仏教信仰が近江商人を育てた一翼を握ったかも知れませ
んが、真宗系寺院がそうであるとは言えないと思うのですが。
龍谷大学は本願寺派の大学ですから、多少宣伝が入っているのかも知れません
。最終回は滋賀のスポーツ史があるようで楽しみにしています。
  


Posted by 吉祥 at 20:44Comments(2)土曜講座

2009年10月31日

近江考



環びわ湖大学コンソーシアム公開講座の聴講にフェリエ南草津に行って来ました。
このよくわからないコンソーシアムですが、現在県内で13の大学があってそこで
学ぶ生徒数は全国第3位(そのように冒頭の挨拶で聞いたのですが?)だそうです。
主催者の挨拶で聞いたのですが間違っていたらゴメンなさい。

とにかく国内で有数の大学生が学んでいることには変わりないと思います。この
13の大学で教育研究の成果を広く県民に知っていただくことを目的に7年前に
出来たそうです。
このことを全く知らなかったのですが、人口島のパンフレットで知って申し込み
ました。

今日は開講日で
前半は成安造形大学付属近江学研究所長の木村至宏先生の講話で、後半は滋賀大学
教授の宇佐見隆之先生の講話がありました。

木村先生には「近江の歴史と文化の特性」と題しての話しでした。
後半の宇佐見先生は「中世近江の道と商人」で、専門が中世の歴史だそうで中世
の近江の道について話がありました。

来週と再来週にもあり行くつもりしています。  


Posted by 吉祥 at 19:53Comments(4)土曜講座
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