2020年01月18日

明日から光秀公の大河ドラマ




今年は暖冬なのか比叡の山が白くなったのは数えるほどしかなく、それも大比叡近くがわずかに白くなった程度である。このままでは琵琶湖の深呼吸とか云う大循環がないままに春を迎えることになってしまうのかも知れない。

ところで明日からいよいよ明智光秀を主人公にした大河ドラマが始まる。光秀は誰もが知る本能寺の変で信長を討った将と云うことで有名である。これまで何度か大河ドラマの候補にあがったそうであるが、謀反の将あるいは反逆者とかでドラマの主人公に疑問符が付くとかでのびのびになっていたようである。明智光秀は滋賀県にゆかりのある戦国武将で、坂本の西教寺にはお墓まである。西教寺は実家の菩提寺の本山と云う事で私も何度か訪れたことがある。京都白川に首塚があり、このお堂を江戸時代からお守りしてきた餅寅、及び一軒貸家旅館のオーナーは私の知人なので尚更親しみを持っている。

光秀についてこれだけ歴史に登場する人物なのに聞くところによると、その軌跡について多々不明な点が数多くありその人物像がはっきりしないと云う。大河ドラマはあくまでドラマであって創作ドラマだと思うのだが、やはり史実に基づいて話は進んでいくのではと思っている。自分も何点か知りたいと思っていることがあるのだが、とりわけ比叡山焼き討ちの根拠となった宇佐山城の戦いはどのように描かれるか興味が湧くところである。

ここまで云って何んて云って良いのやら実は吾輩はこのドラマ多分見ないと思う。若いころからテレビはあまり見なかったのであるが、昨今では注視して観た番組は昨年のラグビーぐらいのもんである。だけど滋賀県民としてこの大河ドラマが人気を博して、滋賀に観光客がわんさと訪れてくれること願っておきますわ。

  


Posted by 吉祥 at 11:03Comments(2)比叡山

2019年01月13日

朝ドラ「まんぷく」のロケ地



画像は草津川跡地ai彩広場から比叡山を撮りました。先日は比叡山もすこし白くなっていましたが、今日は暖かくて比叡の山には白いものはみあたりません。私はNHKの朝ドラはこれまで見たことはないのですが、家内は毎回みているようです。今回のまんぷくの最初に歌と共に映されるロケ地は、日吉大社の八王子山だそうです。

ドラマのほうは関心がないのですが、家内は毎日見るものですから否応なしにオープニングは見ることになります。だけど私はあそこは八王子山ではないと思うのですがね。二度あの山には登りましたが倒木はなかったのでは?。でも登ったのはずいぶん前のことなので何とも言えません。

3月の第一土曜にあの八王子山に二基の神輿が山あげされます。山王祭は湖国に春をよぶお祭りだと聞いています。まだまだ寒い日が続きますが、寒いのが大の苦手なものですから春の訪れを首を長くして待っています。  


Posted by 吉祥 at 14:05Comments(0)比叡山晴耕雨読日記

2017年11月18日

飯室堂が大変な事に

木曜日に知り合いの男性3人と比叡山飯室堂に行ってきました。飯室堂には2回ばかし行ったことがあるのですが、いずれも単車だったので前から一度坂本から歩いてみたいと考えていました。今回、時期的にも良い季節で、秋を探しにと゛うやろうと知人に相談すると私含めて4人が集まりました。



当日歩いたのは京阪坂本~千体地蔵~西教寺~奈良坂~飯室堂~安立律院~戻ってきて滋賀院~慈眼堂~京阪坂本と歩いてきました。



ここから飯室堂に行けるらしいのですが入口を見ただけで足がすくんでしまいます。仲間に酒井阿闍梨さんも歩いた千日回峰道だけど、どう歩いてみる?と提案したらみんな行こう行こうとのこと、気が乗らんは吾輩だけなのでやむを得ず行くことに。でも道知らんから迷ったら知らんでと釘をさしておきました。



思っていたより道は整備されていたのですが、たぶん先般の台風の影響なのか杉の枝が折れ散らばっていてひどいことになっていました。



飯室堂に着くと裏山が大変なことになっていました。大木がご覧の通りの有様です。不動明王堂に直撃でなくてよかったですね。でも後処理が大変なことになるのでは。



大河ドラマ「お江」でロケ地となった安楽律院の紅葉です。西教寺ではまだ見ごろとは言えない状況でしたがここでは綺麗に紅葉していました。このあと滋賀院~慈眼堂を見学して帰路につきました。久しぶりに10キロほど歩いたのですがふくらはぎが筋肉痛です。普段の運動不足が露骨にでました。仲間も良いとこ連れて行ってもらったと概ね好評でまた何処か歩こうと云うことになりました。

昔と違って手抜き記事となってしまいました。


  


Posted by 吉祥 at 09:13Comments(4)比叡山寺社四方山話

2015年12月27日

箱崎文応阿闍梨に育てられましたんや



先月から左の腕の肘が痛んでいて、それが原因か肩の凝りがひどくて凹んでいました。肩が凝るとか張るとか時々聞くのですが、私はなったことなかったのですが今回だけは落ち込んでしまいました。病院に行こうかと考えたのですがケガをしたわけでもないので近くの接骨医に診てもらいました。この接骨医さんに診てもらうのはもう35年ぶりぐらい、ぎっくり腰を直してもらって以来です。
超久しぶりに院長さんと話したら35年前のことに言及、話が長くなるのでここでは書けませんが比叡山飯室堂の箱崎文応阿闍梨さんの話題に。

院長曰く、私飯室堂の下で生まれて育ちましたんや。そして箱崎阿闍梨さんに育てられましんや。えっそれってどういうことですかと私。
かくかく云々でと肘のことは置いといて比叡山談義で花盛り。最初は半信半疑だった飯室生まれもすっかり納得しました。それにしてもこの先生、回峰行のことすっごく詳しくて人の名前がぼんぼん出てきて感心しました。我々の年代になると人の名前がすっと出てこなくて苦労するのですが、よう覚えておれますわ。



1枚目の写真は山田道沿いにあるお堂で、飯室不動明王が祀ってあります。二枚目の写真に祠が写っていますがその中に不動明王がみえました。先生の話によると、この山田地区には飯室堂の信者さんが多くおられて、飯室不動尊が祀られているとのことです。でもなぜ飯室堂なのかいつごろから不動信仰が始まったのか聞き逃しました。この辺りのお寺はほとんどが真宗寺院なのですが、檀家と信仰とはどうも別なようです。

信者さんも高齢なってきて亡くなっていかれます。箱崎文応と云ってすぐに反応されたされた患者さん久しぶりですわ。よう勉強されてますなと一応褒めてもらいましたが先生の博識にはほど遠いですわ。  


Posted by 吉祥 at 09:48Comments(0)比叡山晴耕雨読日記

2015年10月22日

釜堀浩元師が出堂

昨日のニュースで放映されていましたが、比叡山無動寺で9日間の断食の荒行に挑んでおられた釜堀浩元師が無事出堂されました。テレビで見る限りそれほどやつれてもおられないし、足取りもしっかりしていおられ無事であったことが何よりの朗報でした。堂入りはこれが最後の行ではなくて、まだ後2年の回峰行が続くとのことですから頑張って満行されんこと願っています。

千日回峰行については、過去何度か書きとめたことがあり改めて読み直しております。

千日回峰 週末の散歩道
阿闍梨  週末の散歩道
酒井雄哉 週末の散歩道
星野圓道 週末の散歩道
伊崎寺  週末の散歩道
光永覚道 週末の散歩道 等で検索していただければヒットすると思います。よろしければご一緒にどうぞ  


Posted by 吉祥 at 10:37Comments(2)比叡山
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