2007年03月14日
近江歴史回廊大学

前回の続きです、書き足らなかったこと補足しておきます。
「国宝とは何者ぞ、宝とは道心なり。道心ある人を名づけて国宝となす。経寸十枚はこれ国宝にあらず、一隅を照らす、これすなわち国宝なり」 山家学生式から
武先生の講義から、
比叡山は民衆を救う山ではありません。民衆を救う僧侶を人材育成山です。ここから幾多の高僧が巣立ちました。法然、親鸞、栄西、蓮如、日蓮それはこの山で学んでいったからです。
渡辺守順先生によると、この一隅を照らすとは簡単にいうと世のため人のためにつくすということだそうです。
ところで今千日回峰に挑戦中のお坊さんいらっしゃるそうです。この秋堂入りだそうですよ。
Posted by 吉祥 at 22:07│Comments(2)
│近江歴史回廊
この記事へのコメント
近江歴史回廊大学で学んだ事を教えていただきありがとうございます。国宝の定義が書かれていますが、道心ある人を名付けて国宝とは比叡山らしい定義ですね。比叡山は民衆を救う僧侶を育てる所とはうなずけますが、これからも高僧が出てほしいです。世界宗教会議などが開かれていますが、排他的な宗教を融和させていってほしいです。戦争には宗教間の争いがつきものですが、各宗教が融和していけば平和が訪れると思います。今、千日回峰行に挑戦している人がいるとは知りませんでした。是非成就してほしいですね。
Posted by 湖鳩庵 at 2007年03月15日 14:06
湖鳩庵さんいつもコメント有難うございます。
道心ある人を名付けて国宝、今風に解釈すれば人材ではないでしょうか、人を育てる最初、武先生が比叡山は民衆を救うことはしませんとおっしゃた時一瞬ドキッとしました。でもあとの話聞いて納得しました。
比叡山では1987年宗教サミットが開催されました。湖鳩庵さんがおっしゃる通り宗教が元で戦争が起こっています、でもこのサミットはお互いの宗教を認め合うということでした。
千日回峰の話ですが、慈眼堂に現地研修行きました。そちらで回峰行者さんの回峰札がありました、千日回峰の説明が武先生からありました。そこで私少し恥ずかしいかったですが質問しました。
Q、先生、今千日回峰されいるお坊さんおられますか。
A、 います、今年堂入りです。
湖鳩庵さん千日回峰またの機会に少しずつブログに載せます。
道心ある人を名付けて国宝、今風に解釈すれば人材ではないでしょうか、人を育てる最初、武先生が比叡山は民衆を救うことはしませんとおっしゃた時一瞬ドキッとしました。でもあとの話聞いて納得しました。
比叡山では1987年宗教サミットが開催されました。湖鳩庵さんがおっしゃる通り宗教が元で戦争が起こっています、でもこのサミットはお互いの宗教を認め合うということでした。
千日回峰の話ですが、慈眼堂に現地研修行きました。そちらで回峰行者さんの回峰札がありました、千日回峰の説明が武先生からありました。そこで私少し恥ずかしいかったですが質問しました。
Q、先生、今千日回峰されいるお坊さんおられますか。
A、 います、今年堂入りです。
湖鳩庵さん千日回峰またの機会に少しずつブログに載せます。
Posted by 吉祥 at 2007年03月15日 21:05