2008年05月20日

木之本宿を歩く

木之本宿を歩く
先日の木之本での近江歴史回廊大学は、パンの話題と薬剤師免許については既に書きましたが本題についてはまだ未記述のため改めて記事にしました。一時限は江竜喜之先生による「北国街道・北国脇往還」でした。

木之本宿を歩く  木之本宿を歩く  木之本宿を歩く
1・近江は道の国であり東海道、中山道をはじめ北国海道、若狭街道、北国街道、北国脇往還、八風街道、御代参街道、九里半街道、七里半街道等と数多くの街道がとおっていました。このうち早くから名前がついていたのは東海道と中山道で他は明治以降につけられた名前だそうです。とりわけ以外なのが北国海道でこれは昭和50年に大津市史が出来たときこの本文の中で使われだしたと聞き唖然としました。先生の話では北国海道というより江戸の文献にでてくる西近江路の方が正しいのではないかと言う事でした。

2・街道の目印としては松並木、一里塚、道標(道しるべ)がありますが、松並木と一里塚は幕府が作りまた管理をしました。道標は今でいう道路標識でありますがこれは民間の人々によって寄進されたものが殆んどです。江戸時代に入ると人々の生活に余裕が生まれ旅する人がふえました。より的確な行き先を表示するために設置されていきましが、幕府が関知しなかったのは大名行列等で、この方たちはすでに熟知しており取り付ける必要性がなかったためだそうです。道標は文化財として認められにくく又設置箇所からも車にあたって壊されたり、あるいは拡張工事で移設して行方がわからなくなつたりしますが、近年文化財として見直し機運が進んできたのは喜ばしいということでした。現在県内で市町の文化財で14が指定されています。

木之本宿を歩く


2時限は木之本宿を歩きました。

木之本はいい水が出ますが街道を歩くと今も醤油製造と造り酒屋がありました。ここは地酒「七本槍」で有名な富田酒造。明治天皇の行幸で天皇が木之本に来られたとき天皇は阿弥陀堂内の書院で泊まられましたが、随行の岩倉具視はここ冨田酒造で泊まられたそうです。


木之本馬市跡、山内一豊の妻はこのあたりで馬を買ったとの言い伝えがあります。大河ドラマで一躍有名になりここ馬宿平四郎家には多くの観光客が訪れたそうです。




タグ :歴史滋賀

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この記事へのコメント
吉祥さんこんにちは。近江歴史回廊大学の木之本での講義を興味深く拝見しました。色々と参考になります。北国海道が昭和50年からとは知りませんでした。木之本にも史跡がいろいろとありますね。
Posted by kobatoan at 2008年05月20日 11:33
kobatoanさんこんにちは
東海道と中山道以外は明治以降から使われだしたと言うのもびっくりですが、北国海道の件は目から鱗でした。
私はてっきり江戸時代にはこの名前はついていたと思っていました。
S50年と聞いてまさか、今後は西近江路でいきます。
Posted by 吉祥吉祥 at 2008年05月20日 12:29
滋賀県は歴史の宝庫で、沢山あるが、知らないと素通りしてたが、1つ1つ紐解き分かってくると楽しいものがありますね。

確か木之本では確か、とり野菜?という名前だったかしら?・・・美味しいお味噌があり、買いに行ったことがあります。
Posted by ノンノンノンノン at 2008年05月20日 17:31
ノンノンさん今晩は
私は歴史といっても先々代よりもう一代ほどの前の年代の人々の暮らしがどうであったか興味があります。これだと遠くまでいかなくても身近で見られますからね。
近江は歴史と文化の宝庫ともいいます。お互に享受しましょう。
Posted by 吉祥吉祥 at 2008年05月20日 20:48
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